僕はSEOにかれこれ5年携わっています。
ただ、この記事は思うがまま、感情のまま書いていこうと思います。
結果が出ても満たされない
3年前にいわゆるJTC企業から現職のベンチャー企業に転職した。
この時に決めたのが「最低3年間は本気でバットを振ること」だった。
実際、その覚悟の通り、この3年間自分が持てる全力で現職と向き合い、それなりに人に話せる成果も作ることができた。
でも、なぜか心は満たさせれない。
もっとお金が稼げれば、もっと大きな成果が出れば、もっと認められれば、もっと高度なスキルが身につけば。その先に何か輝かしい未来が待っているんじゃないかなと思ってた。
でも、今回リブーストに参加して、それが大きな間違いだったのことに気付かされた。
過去
ずっと自分で決めてきた人生だった。
中学生の時に通った塾も高校も大学も就職先も転職先も。
全部、自分で決めた。いや、母が決めさせてくれた。
そのおかげで、たくさんの結果が作れて「やればなんでもできる」って思えるようになった。
一方で、人を信じられなくなった。
結果を出したら、小学生の時に苦しんだいじめはなくなった。
友達はもちろん、先生、友達の両親からの目も変わった。
そんなメガネで世界を見ると、口だけで行動しない人を見ると、許せなくなった。
そんな人に自分は絶対になりたくないと思って、行動した。
そんなメガネが人を見下す姿勢を作った。
人を馬鹿にするような姿勢を作った。
満足は自分の中に
リブーストでグループワークをした時に気づいた。
決まらない状態が我慢できない。
前に進もうとしない議論に我慢できない。
気づけば、この感情に蓋をしてきたことに気づいた。
仕事の会議、家族との会話、パートナーとの関係。
全てのコミュニケーションで、この感情があることがフラッシュバックした。
特に仕事を上手く進めるために、結果を出すために、この感情を押し殺してきた。
でも、今回のプログラム参加では自分の全力で臨もうと意識して、本来の自分で意見をした。
その時に、みんなが僕の意見を貴重だと言ってくれた。
そんな風に考えたことはなかったと言ってくれた。
最後にこのフィードバックをもらった時に涙が出て、心が震える感覚があった。
あの時、自分で決めて結果が出た時の倍くらいの感動が押し寄せた。
思えば、自分がナチュラルで結果を出して、満足を感じた時も、本来の自分で意見をした時だったと思い出した。
誰かの正解。
世間の正解。
ものごとを前に進めるために、その正解を認識することは大切だけど、自分の意見を押し殺す必要はないと気づいた。そして、自分の意見には価値があるんだと改めて気づいた。
押し殺すのはやめる。
思った意見は言って、決める。
そして、人を、会社を、世界を前に進める。
それが僕の「満足」。結果は後からついてくる。
使命
プログラム中に担当コーチから聞いた言葉が耳に残っている。
「響く生き方をする」
これを聞いて思った。
「決めたい」
僕は「決めたい」。
決まらないことが多い世の中で、自分の意見を伝えることで、決めたい。
前に進みたい。
あの時、僕の見る目を変えたあの人も。
止まってしまったのかなと思うあいつも。
成長をやめてしまったように思うあの街も。
全部、前に進めたい。
諦めたくない。
一緒に前に進みたい。
この言葉達が体に反響している感覚がある。
使命なのかも知れない。
これから、たくさんの行動を決める中で、確かめていきたい。
最後に
実は「感情を乗せて伝えるのが苦手」が悩みで今回のプログラムに参加して、少しでも感情表現豊かになれたらなーくらいに思っていました。
参加してみたら、それの数百倍重要なことを受け取る2日間になりました笑
そして、その悩みも結局、自分の感情を押し殺す癖が出来たのが根本原因だったなと気付かされました。いつからか、誰かの正解らしい言葉を話すようになり、だから伝わらない。そして、伝わらない原因はロジックやアイデアにあると決めつけて、ドツボにハマっていました。
でも解決法は簡単で「自分の感情」に耳を傾けることでした。
そして、ナチュラルな結果は、その感情がベースになって生まれたことに気づきました。
でも、その感情が人にとって理解し難いものもある。
だからこそ、本気で向き合って、相手を理解して、きちんと伝えることが大切なことにも気づきました。
本当に最高の2日間でした!関わってくれた人、みんな本当にありがとう!大好きです!
また、自分のように、前に進んでいるはずなのに満たされる感覚がない人、いつからかロジック偏重になってしまった人にこそ受けて欲しいと思います。きっと知らなかった自分に出会え、それが大きなきっかけをくれると思います。