そんな疑問に1年スタディサプリTOEICを使ってシャドーイングをして、TOEICスコアを555点から825点まで上げた私が答えていきます。
また結論から述べると..
『スタディサプリTOEICでのシャドーイングは効果あり過ぎ』
この結論は私自身が愚直にスタディサプリTOEICのシャドーイングを行って、TOEICの点数を伸ばすことができた経験が理由になっています。
この理由に加えて、今回の記事では結論を深掘りしつつ、以下の内容をまとめていきます。
この記事の内容
- スタディサプリTOEICでのシャドーイングについて
- スタディサプリTOEICでのシャドーイングのポイント
- TOEICスコア別のシャドーイングのやり方
では、早速本題にうつりましょう!
目次
スタディサプリTOEICでのシャドーイングとは?
まずこの章では以下2つの基本的なことをまとめていきます。
この章の内容
- そもそもシャドーイングとは?
- スタディサプリTOEICのシャドーイング機能とは?
では、それぞれについて見ていきます。
シャドーイングとは?
シャドーイングとは「聞こえてきた英文を聞こえたまま発声する」勉強法になります。
上図で説明しているように、シャドーイングをすることで「音声理解9割の脳」から「意味理解9割の脳」に変えることができると言われています。
つまり、音だけを理解するのが精一杯という状態から意味まで取れる状態にするのに重要なトレーニングということですね。
また、シャドーイングの効果については専門家の方達もその効果を認めています!
英語のプロ達のシャドーイングへの考え方
実践ビジネス英語の「シャドーイング+音読」は歯磨き後のマスト項目。
— 🇯🇵ほうれん草🇷🇸 (@hourensou15) April 14, 2019
毎日歯磨きとセットでやってます。
お風呂→歯磨き→英語音読→寝る
無理矢理な習慣。笑
めちゃ上手な同時通訳の先輩が「少し」は勉強してるというので何をやってるか問い詰めたら早朝CNNシャドーイング1時間と実践ビジネス英会話暗唱1時間を20年続けている「だけ」と言っていた。つまり最低それ以上の量こなさないと越せないという事実。
— TAROよわよわ通訳者 (@taro0829) February 9, 2019
私が毎朝、日本語の音読とシャドーイングをする理由
— あぐ@英語力 (@eigo_agu) March 7, 2020
・日本語力UPが英語力UPに繋がる
・英日通訳用の訓練
・語彙力が向上し、賢くなる
・口の筋肉がほぐれ、会話が楽になる
・15分以上した後に感じる、脳のバチバチが好き
・妻と実践する日課なので…🙂✨
これができた日は、一日幸せに過ごせる。
このように英語有段者や英語を仕事にしている人達もシャドーイングの効果は絶大だと言っていますね。
また、実際に私自身もシャドーイングを日課にしたことで、TOEICの点数を大幅に上げることができたので、この意見には大賛成です!
スタディサプリTOEICのシャドーイング機能とは?
スタディサプリTOEIC内でシャドーイングができるコンテンツは以下の3つになります。
シャドーイングができるコンテンツ
- パーフェクト講義
- 実践問題集
- 実践問題集NEXT
当然、シャドーイングなので各講義のPART1〜4対策(リスニングパート)でシャドーイングのコンテンツがあります。
では、具体的にどのような流れでシャドーイングをしていくのかを解説します。
具体的なシャドーイングの流れ
学習の流れ
- 問題演習
- 解説講義
- ディクテーション
- シャドーイング
基本的なスタディサプリTOEICでの学習の流れは上のようになります。
では、今度は画像付きで流れを追っていきます。
まずはアプリのトップ画面から自分の勉強したい講座を選びます。今回は「パーフェクト講義」を例にとります。
次に上の画面で実際に解く問題を選びます。今回はPART2の問題にします。
そして、実際に上の画面で流れてくるPART2の問題を解きます。
そして問題演習の後には動画講義があります。
シャドーイングの前に1つ1つの単語の音を確認するために、ディクテーション(流れてきた英文を書き取る練習)を行います。
そして最後にシャドーイングという流れになっています、
ここまでで基本的なスタディサプリTOEICでの問題演習からシャドーイングまでのやり方を説明してきたので、次章ではもっと具体的かつ効果的なスタディサプリTOEICでのシャドーイングのやり方を解説します。
スタディサプリTOEICでの効果的なシャドーイングをするためのポイント
スタディサプリTOEICで効果的にシャドーイングを行うためのポイントは2つあります。
- 最初から全部聞き取ろうとしない
- 何度も同じ英文をシャドーイングする
では、それぞれについて解説を加えていきます。
シャドーイングのポイント①:最初から全部聞き取ろうとしない
いくらTOEICレベルと言っても、すぐに全文を聞き取りシャドーイングをすることは困難です。
なので段階を置きながらシャドーイングをすることをおすすめします。具体例を上げると以下の通りです。
シャドーイング学習の流れ
- 音読
- スクリプトを見ながらシャドーイング
- スクリプトをチラ見しながらシャドーイング
- スクリプトを見ずにシャドーイング
もちろん全部聞き取ってやるという気持ちは重要ですが、それをやり続けてできないとかなり萎えます..笑
そしてそこから英語学習自体に挫折なんてことにもなりかねないので、注意しましょう!
シャドーイングのポイント②:何度も同じ英文をシャドーイングする
私自身も実際にやって効果があったシャドーイングの方法です。
おそらく多くの人が1つの英文をシャドーイングしたらもう1度その文をシャドーイングすることってありませんよね。
ただ、何度も同じ文をシャドーイングすることで、だんだんとその文自体を覚え、自分のものにすることができるという英会話を考えた上で重要なメリットがあります。
また、それだけでなく何度も同じ文を学習することで1回目では気づかなかった音の変化やアクセントの違いに気づけるようになり、より深い理解に繋がります。
なので、これを読んでいる皆さんにはぜひ復習を念頭においたシャドーイング学習をして欲しいです。シャドーイングの効果を増大させることができるはずです!
また、これもスタディサプリTOEICがシャドーイング教材として適している理由になるのですが..
上の画面を見てもらうとわかるように「もう一度チャレンジ」というボタンがあります。
これを押すと当たり前ですが、もう一度英文が流れるので、何度も同じ文をシャドーイングすることができます。
一般的な市販の教材で同じ英文を練習しようとすると特定の時間まで巻き戻すなどの作業が入り、めんどくさいすよね..笑
そんなめんどくささを解決しているので、やはりスタディサプリTOEICはシャドーイング教材として優秀だなと思います!
スタディサプリTOEICでのスコア別シャドーイング法
最後にTOEICのスコア別におすすめのシャドーイングの方法を紹介していきます。
今回はTOEIC500点以上と以下という分け方でまとめていきます。
スコア別シャドーイング法:TOEIC500点以下
TOEIC500点以下の方は前章で紹介した「段階的なシャドーイング」を中心に行いましょう。
まだ完全に聞き取れる音や語彙も少ない状態なので、ゆっくりと基礎固めをします。
また1日のシャドーイング時間の目安としては、15分〜30分で十分です。私自身も TOEICを勉強し始めた当初のシャドーイング量はこのくらいでした。
それでも最初は十分に効果があり、シャドーイングだけでTOEIC500点から600点まで伸ばせたと言っても過言ではないので、ぜひ試してみて下さい。
スコア別シャドーイング法:TOEIC500点以上
TOEIC500点以上の方には「段階的なシャドーイング」に加えて、音声のスピードを速めたシャドーイングに挑戦して欲しいです。
これをすることで、いわゆる高地トレーニングになり、より耳や脳への負荷を高めたシャドーイングをすることができ、実際のTOEICの問題を解く時の余裕に繋がります。
また、この音声スピードに関しては、スタディサプリTOEICのシャドーイング機能にはデフォルトで付いている機能になります。
上は実際のスタディサプリTOEICアプリのシャドーイングの画面なのですが下部分に「速度」の項目があると思います。
この項目で「遅い・普通・速い」を選択して勉強することができます。
なのでここで速度を「速い」に変えるだけで簡単に負荷の高いトレーニングをすることができるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。(ちなみに「速い」は1.2倍速です)
また、市販の教材でここまで簡単に音声スピードを変える機能が付いているものがないので、個人的にはスタディサプリTOEICの大きな魅力だなと考えています。
まとめ
今回の記事ではスタディサプリTOEICのシャドーイング機能の効果について解説してきました。
冒頭でも述べているように、スタディサプリTOEICはその様々な機能から本当に優秀なシャドーイング教材だなと思います。
また、実際のシャドーイングの効果も私自身経験から痛感している部分です。
なので、まだスタディサプリTOEICを試したことないという人はぜひ7日間の無料体験から初めて見て下さい!
では今回は以上となります。読んでいただきありがとうございました。
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