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6ヶ月でTOEIC800点から900点に上げた時の勉強方法まとめ

2021年1月19日

6ヶ月でTOEIC800点から900点に上げた時の勉強方法まとめ

TOEIC800点から900点まで上げたいんだけど、今までやってきたTOEIC対策を継続するだけで良いのかな?」と悩んでいる声をよく聞きます。

 

そんな疑問に実際に先日のTOEICテストで930点を取った私が答えていきます。

 

TOEICの点数アップ(825→930)

 

なので、今回の記事では以下の内容を基本にまとめていきます。

 

この記事の内容

  • TOEIC800点から900点に上げるために必要な勉強時間
  • TOEIC800点から900点に上げるための勉強方法
  • TOEIC900点の価値

 

また、TOEIC900点を取るまでにやったことの概要は以下のツイートで図で紹介しています。

 

では、早速本題にうつりましょう!

 

TOEIC800点から900点までに上げるために必要な勉強時間

上記の表に書かれているのが一般的に参考にするTOEICスコアアップに必要な勉強時間を統計的にまとめてくれている表になります。

 

これを参考にし、TOEIC850点から950点まで上げるのに必要な勉強時間は「325時間」ということが分かります。

 

また、実際に私の経験談から話すと2019年の12月に825点を取って、約1年かけて2020年の12月のテストで930点を取ることができました。

 

ただ、825点を取った段階で満足してしまい、そこから少し英語勉強から離れていました。それを考慮すると本格的に勉強再開したのが2020年の7月になるので、そこからおよそ6ヶ月で達成したことになります。

 

具体的な総合的な勉強時間は6ヶ月で「約600時間」になります。

 

勉強スケジュールの内訳は以下の通りです。

 

  • 平日:3時間
  • 休日:5時間

 

一般的に必要な時間よりかなり多めにかかってしまっていますね。

 

この理由として考えられるのが、最初の825点はテクニックを用いてなんとか取れた点数だったということですね。

 

TOEICはある程度回答方法を工夫することで、実際の英語力以上の点数を取ることもできます。

 

その証拠に実際に勉強を再開して2ヶ月で挑戦したTOEIC IPテストでは「810点」という残年な結果に終わっています。

 

 

なので、一概にTOEIC800点と言っても色々なレベル感があるということですね。

 

ただ、この私の経験から言えるのは私のようにテクニックでTOEIC800点を取った場合でも600時間を使えば、なんとかTOEIC900点に希望が出てくるということです。

 

これを考慮しながら次の章では具体的な勉強方法について書いていきます。

 

TOEIC800点から900点まで上げるための勉強方法

勉強をする女性

 

TOEIC900点を取るために必要なことは「本質的な英語力」を上げる勉強をしているかということです。

 

この理由はTOEIC900点を取るには計算上どのパートにおいても9割以上の問題を正解していく必要があるからです。

 

なのでTOEIC800点を取る時には許されていた小さなミスが許されなくなります。

 

前章で述べたようにTOEIC800点を持っている人でも、TOEIC攻略するための特有のテクニックで800点を取った人と実力で取った人に分かれることが予想されます。

 

特に昔の私のようにテクニックでTOEIC800点を取った人の場合、例えばPART3の問題だったら3分の2できていれば良いよね精神を持っている人が多いと思いますが、それではTOEIC900点は取れません。

 

確実に1つ1つ問題にミスなく正解していく必要があります。この理由から本質的な英語力を上げる必要性があることが分かります。

 

なので、この章ではTOEIC900点を取るための本質的な英語の勉強方法を紹介するとともに、まだTOEICをテクニックを使って解いたことがない人向けにその技術も合わせて紹介していこうと思います。

 

まず、本質的な英語力を上げる上での大前提となるのが「4技能全てを勉強する」ということです。

 

TOEICで見られているのはリーディングとリスニングの能力です。ただ、その力を伸ばすためにもさらに伸ばすためにもスピーキングとライティングも勉強していく必要があります。

 

その力が総合的に合わさることで、本質的な英語力を伸ばすことができます。

 

通訳を仕事にされている方もおっしゃっているので、これは非常に重要なポイントです。

 

では、次より以下の6つの項目に分けて話を進めていきます。

 

  1. リーディング
  2. リスニング
  3. スピーキング
  4. ライティング
  5. 単語
  6. テクニック

 

では、本題にうつります。

 

リーディング

私がこの時期に行っていたリーディングのベースとなる勉強方法はツイートの通りになります。

 

ポイントは「教材を使い切る」ことですね。

 

精読、発音理解、音読、和訳、シャドーイング。1つの教材でできることを全てやっていました。

 

教材はTOEIC PART7の問題の中でもダブルパッセージ程度のものをチョイスして、毎日行っていました。

 

上の勉強がベースにはなりますが、これ以外にはTOEIC模試への慣れを作るためと速読力アップのため土日を利用して、以下2つの勉強も行っていました。

 

  1. 精選模試を使った演習
  2. National Geographicを用いた速読と多読の練習

 

詳細解説していきます。

 

精選模試を使った演習


 

時間のある土日を使って、模試演習とその模試の復習を徹底的に行いました。

 

この勉強方法のポイントを以下に示します。

 

  1. 土曜日に模試を解く
  2. 答え合わせ
  3. 間違った部分をざっくり確認
  4. 日曜日に丁寧に復習

 

2日に分けて復習するのが個人的にはポイントです。

 

2日に分ける理由は復習を丁寧に行うためです。やはり、解いてすぐ復習だとなると、そもそも模試を解いて疲れているので、どこかなげやりになってしまいます。

 

でもこれでは模試を最大限活用できないので、そこを解決するために2日に分けての復習をおすすめします。

 

では、具体的な復習方法は以下のツイートです。

 

 

本当は全ての文章でこれをやるのがベストです。ただ、それにはかなりの時間がかかり、飽きの原因にもなるので、私のように仕事をしながら英語を勉強している人はこのくらいの良いバランスでの復習をおすすめします。

 

National Geographicを用いた速読の練習

National Geographicとは海外情勢、科学、環境問題等のニュースがまとめれている海外のサイトになります。

 

ここで重要なのはNational Geographicを読むことではなく「ちょっと難しい文で速読の練習をする」ということにあります。

 

それをする上でNational Geographicは適しています。理由は以下の2つです。

 

  1. 負荷がかかる文章の難易度
  2. ネイティブが読むのにかかる所要時間が分かる

 

当然、ネイティブ向けのニュース記事なので普通に難しいですが、ゆっくり読めば読めるレベルの文になります。なので、TOEIC800点取れている人からすると良い感じの負荷になります。

 

また、National Geographicにはネイティブが読むのにかかる所要時間が書かれているので、それを目安に速読の練習を積むことができます。

 

これはいわゆる高地トレーニングの意味あいで私の場合はやっていたので、読めなくても落ち込まず、後から精読もしっかりすることを意識していました。

 

リスニング

  1. TEDを使ったシャドーイング
  2. 精選模試を徹底的に復習

 

この時期のリスニング対策では上の2つを意識していました。それぞれについて解説していきます。

 

TEDを使ったシャドーイング

 

英語学習者に有名なTEDトークを使ってのシャドーイングを行っていました。ちなみにシャドーイングとは「音声だけを聞いて、聞いたまま発話する」という勉強方法になります。

 

シャドーイングの詳しい勉強方法に関しては以下の記事で紹介していますので、興味ある方はどうぞ。

 

関連記事:シャドーイングを使った勉強方法

 

具体的な勉強方法は、1週間に1つ動画を選び、それを1週間かけてシャドーイングできるように頑張っていました。

 

ちなみにここでのシャドーイングの完成度は8割程度を目標にしていて、それよりも多くのスピーチを聞くことに集中していました。

 

また精聴に関してはやっていないということではなく、リーディングセクションで紹介した勉強方法の中で、TOEICの問題をシャドーイングをしているので、そちらでカバーしていたという形です。

 

精選模試を徹底的に復習



こちらはリーディングパートとほぼ同様になりますが、精選模試という問題集を徹底復習します。

 

具体的なやり方は以下のツイートの通りです。

 


基本的なベースはリーディングの時と同様ですが、より定着を目指す上で暗唱まで目指すのも良い勉強になると思います。

 

私自身も今はリスニングの勉強では暗唱までいくというのを目標に日々勉強し、TOEIC900点を取れる状態と英検一級を目指して勉強しています。

 

スピーキング

ビズメイツ公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/Bizmates

 

スピーキングの力をつけるために利用したのがオンライン英会話の「ビズメイツ」です。

 

やはりスピーキングを伸ばすには実際に話すしかないと考えて、オンライン英会話の受講を決め、ビズメイツを選びました。

 

私がビズメイツを選んだ理由は以下の3点になります。

 

  1. ビジネスシーンで実際に使える英語が学べるから
  2. 25分という短い時間でアウトプットの機会が得られるから
  3. 予習復習がしやすいレッスン構成だったから

 

具体的には毎日朝必ずビズメイツをやると決め、勉強を始めました。ちなみに現在も変わらず勉強を継続しています。

 

また、実際にどのようにビズメイツを利用していったのかの具体的な話は次回個別で記事にまとめますので、少々お待ちいただける嬉しいです。

 

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ライティング

ライティングでやった勉強方法は「1分間スピーチ」の書き起こしです。

 

1分間スピーチ自体はスピーキングの勉強方法であるテーマを自分で決めて、それを1分間でまとめて英語で発話するという、いわゆる独り言を用いた勉強方法です。

 

なので、これをさらに発話した後に文字に書き起こすことで、ライティングの勉強も一石二鳥で行いました。具体例を以下に載せます。

 

これをやることで言いたくても言えなかったことを復習できるし、また書き起こしの際に発話を聞き直すので、間違った部分も修正できるので、かなりお得にライティングとスピーキングを勉強することができます。

 

オンライン英会話をやるのは気が引けるという方は、まずはここから始めるのも良いかなと思うので、ぜひ試してみて下さい。

 

単語

 

単語勉強にはキクタンの990を主に用いました。

 

これをひたすらスキマ時間に見て、暗記するを繰り返しました。

 

具体的な単語暗記方法に関しては以下の記事で紹介してるので、ぜひそちらも参考にして見て下さい。

 

関連記事:おすすめの英単語勉強法

 

テクニック

テクニックというと裏技感がありますが、どちらかというとTOEIC用の戦略を立てるという意味です。実際の戦略を立てるコツが以下の通りです。

 

  1. 解答スケジュールを決める
  2. 解答のコツを覚える
  3. 苦手な問題を意識する

 

これは実際に私がTOEIC700点から800点まであげる時に使った方法になります。

 

これ以外にも細かくせこい方法を以下の記事で考えているので、まだあんまりTOEICの解き方に慣れていないという人は参考にしてくれればと思います。

 

 

TOEIC900点の価値

 

最後に具体的なTOEIC900点の価値について考えてみます。

 

TOEIC公式サイトの統計データを参考にすると、TOEIC900点を持つ人の割合は受験者数の約4%程度しかいないことが分かります。

 

また、TOEIC900点を取ることで、パナソニックの国際広報担当部や野村ホールディングスのグローバル型社員の選考に乗ることができ、キャリアの幅が広がることは間違いありません。

 

個人的な話になりますが、私が元いた日系大手の製造業の会社でも同期でTOEIC900点を持っている人は40人中5人程度です。

 

そして、その多くが海外営業や国際法律に関わる仕事をしていました。

 

なので、海外で仕事をしたいと考える人やキャリアアップを考える人にはぜひTOEIC900点に挑戦してみて欲しいなと思います。

 

まとめ

TOEIC900点を取るために必要なのは「本質的な英語力」を上げる勉強方法です。

 

そして、それを着実に継続し続けることも大切になってきます。

 

なので、ぜひ真摯に英語学習を継続して、着実に勉強をしていきましょう。

 

最後にちょっと勇気の出る話をします。私自身はTOEIC勉強を初めて2年でようやくTOEIC900点を突破することができました。

 

その2年で何度も挫折したし、諦めかけたこともありました。それでも少しずつ少しずつ勉強したことで、ようやく結果として返ってきました。

 

他人はものすごいスピードで成長するかも知れません。でもそれはあなたが成長していないということではありません。

 

そして、いつかその努力は報われます。なので、ぜひゆっくりでも着実に勉強して行って下さい。疲れたら、TOEIC900点を取るのに2年かかった私のことを思い出して下さい。

 

では今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。

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